野草研究家 菊池はるみさん#2

野草

今回の素敵ファイルは、野草研究家の菊池はるみさんにインタビューしています。
前回のお話はこちら→#1

 

接触皮膚炎と診断されたアトピーのような症状・・・
肌トラブルがきっかけとなり、野草・ハーブの研究をはじめた はるみさん。
どうやって学んでいったのでしょう・・・

 

野草の知識の学び方

 

祖父母からも教えてもらいましたが、主に本・インターネットから情報を集めました。
野草を見分けるには図鑑で調べます。
その使い方の勉強等は、佐渡の野草という本が有りますのでそちらを参考にしています。
佐渡島の野草の先生、著者の中村厚子さんは、
昔、図鑑もなく、名前は方言のみだった野草の知識を大変苦労されてこの本にまとめられました。

 

 

 

そして大ファンでもある伊藤邦男先生。
佐渡の植物学者として活躍され、様々な執筆活動をされた偉人です。

※伊藤 邦男 氏
1928年(昭和3年)新潟県佐渡金井生まれ
1947年(昭和22年)現 新潟大学農学部卒業
1947年~1988年佐渡島内高校教員(理科、生物担当)
退職後は日本自然保護協会自然観察指導員、
新潟県自然環境保全審議委員会専門調査員として勤められ

(佐渡の植物シリーズ全6集)
(佐渡山菜風土記)
(佐渡薬草風土記)
(佐渡の花 春・夏・秋)
(佐渡巨木と美林の島)
(佐渡花紀行)
(佐渡花の民族)
(佐渡山野植物ノート)など自費出版されています。

絶版になっていて、入手が困難ですが図書館などに置いてあります。
もうお亡くなりになってしまい大変悔やまれます。
先生の残されたこの本は、佐渡の宝だと思います。

伊藤邦男先生の本を読みたくても読めないとの声を良く聞きます。
本の関係者の方にブログに載せても良いと、許可を頂いたので
少しずつですが、本の内容を写真付きで載せています。

 

 

中村さんは現在74才とのこと。
そして、佐渡の植物学者 伊藤邦男先生は、すでにお亡くなりになられ、著書も絶版とのこと。

野草の分野の先達の方々の野草を愛して活用されてきた知恵を
はるみさんが受け継いで、こうして
私たちへと伝えてくれているのですね。

 

菊池はるみさんの野草の情報がいっぱいのブログはこちら

佐渡島のめぐみ

 

初めて使う野草に失敗などはありましたか?

 

失敗は沢山ありました。
例えば、紫蘇の綺麗なピンクの石鹸を作ろうと思ったのですが、
素地に混ぜた瞬間に濃い緑に変色したり、名前が沢山ある野草を勘違いしていたり・・・。
とても有名な薬草を煎じて飲んだら最高に苦すぎて吐いてしまったこともあります。

 

まさに、体当たり!自分で摂取して実践して学んでいかれたのですね。
野草を見分けるには、やはり練習が必要ですね。
それぞれの土地、地域によってさまざまな利用法がありそうです。
野草を検索するといろんな本がありました。図鑑もいろいろありますね。

 

>花と葉で見わける野草 [ 亀田竜吉 ]

 

>色で見わけ五感で楽しむ野草図鑑 [ 高橋修 ]


実際、日常では、どんな風に薬草を取り入れているのでしょう。
はるみさんのお気に入りを聞きました。

 

フキノトウの蒸留水とクロモジの蒸留水の化粧水

 

私のお気に入りは、
フキノトウの蒸留水とクロモジの蒸留水を化粧水にしていて大変気に入っています。
そして、ヨモギと白胡麻油と馬油のクリームを全身につかっています。
天然塩とはこべを煮込んだ塩は、歯を磨いたり、お料理にも使っていて気に入っています。

 

 

ヨモギのoilでマッサージ、
ヨモギとクレイのハーブシャンプー、
ヨモギと天然塩のお風呂に浸かります。
風呂上がりに、クロモジのハーブウォーターで保湿すると、かなりスッキリします。

 

咳が止まらない時は、母子草の煎じ液をのみます。
春の七草のゴギョウで、耕作放棄地に大量に生えてます。
我が家の体質に合うらしく、咳が15分くらいで止まります。
軽い症状のうちに飲むとよく、沢山お世話になっている草です。
味は、美味しくは有りません・・・。

こういう草が佐渡には大量に有って、本当に豊かだなと思います!

 

#母子草の煎じ液

#赤つめ草のお茶

子供の頃に、良く蜜を吸った赤つめ草。
蟻や、蜜蜂に負けないように蜜が残ってるのを探したものです。
実は、大変優れもので、女性に優しい世界的に有名なレッドクローバーと呼ばれるハーブです。
効能は・・・
バストアップ♫ 美肌♫
女性ホルモンの分泌を整えます。
味はマメ科独特の、まろやかで少し青臭い感じがします。

 

 

#ガマズミタルト

 

 

#松入りガトーショコラ

 

 

#イタドリのシフォン

 

 

 

#夏の野草のパウンドケーキ
クローバー、イノコヅチ、ヨモギ、ねじり花

 

 

 

化粧品、入浴剤など日用品はもちろん
はるみさんのつくる野草スイーツがとっても素敵。
それもそのはず!!
はるみさんは、元パティシエール♪
つくるスイーツはプロの味です。

 

薬草の活動を始める経緯やきっかけ

きっかけは、キラキラ塾という団体の代表、片岡悦子さんに、
自分のスキルアップのためにワークショップ・フリマなどに出店しないかと
声をかけていただいたのが活動のきっかけです。
はじめてのワークショップは、とても緊張して頭が真っ白でした。
石鹸素地に野草チンキを混ぜて作る石鹸を作りました。

 

はるみさんがフリマに出店されます

 

3月19日 Am10:00~pm4:00
佐渡市相川地区にてフリマで出店致します!

ここで、野草の小物を販売予定です。
石鹸、入浴剤、キャンドル、蒸留水、野草を混ぜた塩、野草入りホットアイマスクなど販売予定です。

主宰は きらきら塾さん

 

 

お近くの方、ぜひぜひご参加ください。
次回は、
野草への思い、ワークショップの様子や今後のイベントなどご紹介いたします。

 

 

参考:野草関連

 

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